●システムマップについては、いわゆる「導入システム一覧」「アプリケーションマップ」等の呼び方もあります。
これらは、アカウントプランを作成・運用する企業によって形式は異なりますが、お客様のシステム化の状況を、入手可能な情報に基づいて整理したものです。
下記は、「現行システム・売り手のベンダー・お客様の投資額・システム更改の時期」に焦点を当てて、「いつ・どのようなシステムに、ビジネスチャンスがあるかを整理すること」が目的です。
●システムマップの作成に際しては、「作成の目的」を明確にすることが重要です。
「システムマップ」は、名称・形式などが、アカウントプランを作成・運用する企業によって異なる
場合がありますが、「どのような目的に重点を置いているのか」によって、その形式が決まります。
●下記は、「直感的・俯瞰的にお客様のシステム化状況を把握すること」を目的に作成した場合の
一例です。
これらは、一つひとつのシステム情報を、お客様からサーベイする(聞き出す) 或いは、教えてもらって、
それらの情報を整理・分析して作成する場合もあれば、お客様と信頼関係を結んで一括して情報を得る場合など、様々な場合があります。
●通常、システムマップ作成の目的は、「お客様のシステム化状況を可視化して、次にターゲットとすべき販売機会が、いつ・どこにあるのか」を整理することです。
また、お客様からの提案依頼に先立って、売り手の側として、お客様のあるべきシステム化の方向・強化すべき分野などを提案する場合にも、現状を整理するシステムマップが必要になります。
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